迎福寺だより
 

2008/09/20

お彼岸法要のお知らせ


 迎福寺檀信徒各位におかれましては、益々ご健勝の事とお察し申し上げます。又、当山護持にご協力いただき心より感謝申し上げます。
 さて本年も秋のお彼岸の頃となりました。そこで当山では例年通り9月23日(中日)14時より彼岸会の法要を厳修いたします。つきましてはご多忙とは存じますが、ご家族お揃いでご先祖様のご供養をしてみは如何でしょうか。
 尚、当山の檀信徒以外の方でもご参加出来ます(灯明料3千円)。その際はご先祖様のお位牌をご持参下さい。

合掌
迎福寺住職
千代川宗圓
九拝

※彼岸とは

 お彼岸は春分の日と秋分の日を中日にして営まれますが、中日には太陽が真東から出て、真西に沈みます。この日に夕陽を拝むと、西方にある浄土に向かって拝むことになります。従って彼岸の中日に夕陽を拝むと、特に功徳があると言われています。
 春分、秋分を彼岸と呼んで、先祖供養の日とする習慣は平安時代から始まって、今日に至っています。元々彼岸というは彼方の岸、向こう岸という意味です。現実のこの地を此岸と言い、仏の世界、浄土を彼岸と言います。この地と仏の地を隔ているのは、煩悩という大河です。
 この汚れた此岸、娑婆世界から煩悩の大河を渡り、仏の世界、浄土に住み替えることは、この短い一生で果たせるなどとは一般には不可能です。ですからこの娑婆と縁の尽きた、つまり亡くなった時に、仏の力によって彼岸に導かれ、到達させてもらって安らかな安住が出来るようにと、私たちは一心に祈願します。それが追善供養であります。

【お問合せ】
曹洞宗 天長山 迎福寺
TEL 0476-98-1878